オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき
オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
会期:2017年2月4日(土)~2017年5月21日(日)
会場:三菱一号館美術館 | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館
一言感想:個人的にあまりナビ派は好きではありません。ただ、ナビ派の始まりともいえるゴーガンは好きなので、自分の中では今回の展覧会を機に自分の中でのナビ派の作品の位置づけを考えたいと思っていました。
結論としては意外と好きになりました。基本的に平面性、装飾性、内面性を描くことは、好きな絵画ジャンルではないのですが、彼らがここに行きつく過程が丁寧に良い作品と共に展示されているため、見ていて勉強になると思いつつ見れたのが良かったと思います。
個人的にボナールの描く女性が特に好きでした。理由は私は竹久夢二の描く女性が好きなのですが、なまめかい曲線がどこか似ているように思えて(夢二が影響を受けたかどうかは分かりませんが)、良かったです。また、淡い色彩より濃淡がはっきりした色彩が個人的に好みなのですが、今回いろいろな作品群を見て、悪くないなと思えました。
以前、ヴァロットンの展覧会で来ており目玉の一つでもあったヴァロットン「ボール」がまた来ており、これが見れたのも嬉しかったです。
評価★★★☆
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