第2回菊池寛実賞 工芸の現在
会期:2016年12月17日(土)~2017年3月20日(月祝)
一言感想:現代工芸の展覧会です。内容は陶磁、金工、ガラス、竹工、截金ガラス分やです。工芸は好きで良く見に来ますが、常に現代工芸は何だろうと思っているのですが、個人的に作家がその分野のプロであり、そしてその技術から表現を生み出しているというのが現代工芸ではないかと勝手に納得しています。
そのため、作家によって陶磁、ガラスと全く扱うものが違うため、いろいろな多種多様な作品が見ることができ、各分野の一流作品を一堂に見れる楽しさがあります。
今回、特に気に入ったのが山本茜さんの作品です。山本さんの作品を見て、あまりの美しさに人が作ったとは思えないと思いました。あまりの作品の完璧さに感じたことがあります。それは工芸の凄い技術はどこか機械的部分を感じてしまうところです。もちろん、機械以上の技術があると思いますし、発想は山本さんのすばらしさによるもので、当然見る人が見れば分かりうるとは思いますが、私のような素人が見ると、美しい、そこに機械的な美しさも同時に感じていたのです。何かもどかしい、歯がゆさを自分に感じた展覧会でした。
評価★★★
★ブログランキングに登録しています。ぜひ、クリックをお願いします。
ありがとうございます
【評価一覧】
★★★★★(★5つ)個人的に何度も行きたい展覧会
★★★★☆(★4.5つ)絶対、行ってほしい展覧会
★★★★ (★4つ)ぜひ、見てほしい展覧会
★★★☆ (★3.5つ)はまる人はまる展覧会
★★★ (★3つ)悪くはないので見て損はない展覧会
★★☆ (★2つ半)※それ以下は特にお勧めはしない。