シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才
会期:2017年1月21日(土)~2017年4月2日(日)
会場:国立西洋美術館
一言感想:個人的にあまりロマン主義的作品が好きではありません。正直、師匠であるアングルの古典主義的な作品の方が好みです。
ただ、好きでないだけで、シャセリオーの作品は見ていて、ひきつけられます。特に背景と人物のギャップが上手いと個人的に思いました。暗い中に輝く、人物。この人物達の体の構図がとてもなまめかしくて、見ていてぐっとひきつけられました。
シャセリオーが描く女性のエロスはとても自然で上品に感じられました。古典主義の女性は自然さにかけていて人形のように感じますが、彼の描く作品は一人の女性というのを強く意識させられながら、上品さも感じさせるものでした。
全体的に悪い展覧会ではないのですが、もっとシャセリオーの名作を見たいと思わされる展覧会でした。
評価★★☆
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