パロディ、二重の声 ――日本の1970年代前後左右
会期:2017年2月18日(土)~2017年4月16日(日)
会場:東京ステーションギャラリー - TOKYO STATION GALLERY -
一言感想:最初、「パロディ」というタイトルに食指が動きませんでした。個人的にパロディにアートさより、パクリ?的な意味合いを個人的に強く感じていたからです。ただ、作品を見て、アーティスト達のパロディへの考えを見ているうちにこれもアートだ!と思う作品がいくつもありました。あくまでも主のアートの影ではあるが、その影をどう捉えて、作品に反映し、メッセージに乗せるか、これは作家の個性を感じぜざるえませんでした。もちろん、これをアートと思えない人の気持ちも分かりますが、展示方法が上手かったせいか、なるほどと思わされた展覧会です。
後半はパロディにおける裁判の経緯や判決なども展示され、国がパロディをどうとらえているかも展示されており、興味深い部分もありましたが、これで展示をかせぎすぎでしょというのが正直な感想でもっと他のパロディ作品を見たいと思いました。
まったく興味のなかった自分が最後はもっとパロディを見たいと思わされたという点でなかなか良い内容だったと思います。ただ、過度の期待はしない方が良い展覧会だとも思います。
評価★★★
★ブログランキングに登録しています。ぜひ、クリックをお願いします。
ありがとうございます
【評価一覧】
★★★★★(★5つ)個人的に何度も行きたい展覧会
★★★★☆(★4.5つ)絶対、行ってほしい展覧会
★★★★ (★4つ)ぜひ、見てほしい展覧会
★★★☆ (★3.5つ)はまる人はまる展覧会
★★★ (★3つ)悪くはないので見て損はない展覧会
★★☆ (★2つ半)※それ以下は特にお勧めはしない。